2016年01月19日

ShotShow 2016でのコルトの新作1911と海兵隊M45A1の仕様変更の謎

最初の記事は既存の知識を使って書こうと思ってたんですが、ShotShow 2016の情報が飛び込んできたので、急遽これになりました。

ShotShow 2016で発表されたコルト社の1911の新製品は2種類。
Colt Competition Pistol
ShotShow 2016でのコルトの新作1911と海兵隊M45A1の仕様変更の謎



Colt Lightweight Commander
ShotShow 2016でのコルトの新作1911と海兵隊M45A1の仕様変更の謎



コンペティションピストルの仕様は
ガンブルー仕上げ
5インチ
フロントはファイバーオプティックサイト
リアはNOVAKのアジャスタブルサイト
ブッシング仕様
人間工学に基づいたトリガーガードの付け根を抉る加工
海兵隊のM45A1 CQB Pistolで採用した【デュアルリコイルスプリングシステム】を採用
口径は45ACPと9mmの2種類
値段は899ドル

ライトウェイトコマンダーの仕様は
ガンブルー仕上げ
4.25インチ
アルミニウム製フレームとスチール製スライドの組み合わせ
フロント、リア共にNOVAKのホワイトドット仕様
トリガーガードの付け根を抉る加工
【デュアルリコイルスプリングシステム】採用
口径は45ACPと9mmの2種類
値段は949ドル


さて、ここからが本題なのですが、コルト社はShotShow恒例のシューティングレンジで、新しい仕様のM45A1を撃たせているそうです。
新しい仕様というのがなんと、Ionbond社のFDE色コーティング仕様とのこと。
スイスに本社を置くIonbond社の銃器コーティングは、PACVD(プラズマアシスト化学蒸着)技術を用いて対象表面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを施すものです。
ここらへんの技術論はさっぱりですが、耐摩耗性、潤滑性、表面平滑性、耐焼き付き性などに優れるそうです。
こう聞くと銃器にピッタリの技術ですね。
2012年にIHI(石川島播磨重工業)グループに買収されているので、日本でももしかしたら…と思ってしまいます。

ただ、今までのM45A1の仕様としてCerakoteコーティングが有名だったので、何故今頃変更したのか、謎が残ります。
現に、コルト社のウェブサイトでもこのようにセラコートの表記のままです。

色々調べたら、昨年10月あたりからこの話は出ているようで、海兵隊とコルトの1911にまるで興味が無かった自分が恥ずかしくなりますね。

海兵隊納入バージョンと民間販売バージョン、両方Ionbond FDEになる、とか、コルト側がセラコートからIonbondに変更したのではなく、海兵隊側がそう決めたんだ、とか、ちょっと調べると色々情報出てきますが、確定情報ではないので、断言はできません。
引き続き調査を継続していきたいと思います。

最後に、セラコート仕様のM45A1とIonbond FDE仕様のM45A1の写真を見比べて記事を終えたいと思います。

☆セラコート
ShotShow 2016でのコルトの新作1911と海兵隊M45A1の仕様変更の謎



☆Ionbond FDE



今までM45A1にはあまり興味なかったんですが、こうしてみるとカッコいいですね!
ウェスタンアームズでもきちんとしたM45A1を出して欲しいですね。
それではこのへんで。バイバイ!

Posted by ICHI  at 22:00 │Comments(0)実銃1911

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1911が三度の飯より好き。デルタ装備でサバゲする理由も1911を使えるから。